衣笠山公園

hiking
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今回あまり調べずに衣笠山へ。大楠山へのハイキングコースがつながっている、らしいくらい。
今年はこのCOROちゃんのおかげで遠出しなくなっちゃったし、温泉にもいけないしね。もう行き当たりばったりで近場めぐり。
もちろんそれなりの山へ行くときはちゃんとしなきゃね。油断大敵だ。

で、行ったわけよいきあたりばったりで。カーナビに衣笠山公園って入れてね。
そしたら山際のほっそい道に入り込んで、曲がるに曲がれずにっちもさっちもいかなくなって、地元の草刈りしてる人にお尋ねしました。公園はこちらであってますかね?
「いんや、この山の向こう側だ。いったん大きな通りにでて向こういってまた聞くがよい」
いやぁにっちもさっちもなんすよ。

で、ほうほうの体で来た道を戻って、もうカーナビなど頼らずカンでいったらたどり着いたよ衣笠山公園。ちょっと不安になるような道行だったけど、坂登って突き当りに公園の駐車場もあった。
まぁ一回だけきたことあるんだけどね、入り口んとこまで。

入り口に神社がある。

駐車場にトイレもあるから、すませて出発。
なぞの動物がお出迎え。

か、ば?

こんなのも。

先へ急ごう。

すぐに展望台があった。保育園か幼稚園かの元気な集団がいたので、展望台にはのぼらず先へ。

ピンクというか紅紫のハギの花秋の七草

やがてもう一つの展望台。ブリキみたいな質感でかっこいい。

この展望台も管理費してる人だかが作業してるようなので、パスする。今度のぼる。

矢印があったので大楠山方面へいく。しかしその後すぐに分岐があり、そこには道しるべが無かったために早くも迷う。てきとうに左のくだり階段へ。
その階段がやたらずうっと下るのですぐに不安になる。大楠山登るのにこんなに下っていいのかいな。町へおりちゃうじゃん。つうかこの階段道めっさ歩きづらい。すべるし。

さんざ下って、結局大きな道路に出る。どこじゃい。

標識らしきものも見当たらず、さてどっちへ行ったものか。大楠山はなんとなく方向的にこの道路の向こうのような気もしたが、渡る場所も見当たらない。で、カンで道路に出て右に進む。まぁいい。山に沿って行けばまたどっかで入れるんじゃないか。

基本、ちょっとくらいではスマホのマップをみない。山道はよほど使われている道じゃないとマップに出てこないし、いつも歩行ルートを記録しているので電池のもちも悪いのでスマホは出さない。万が一電池きれたら、それこそ車まで戻れなくなっちゃう。遭難しちゃうよ。

かわった花(?)を見つけた。これ知ってる?

なかなか印象的だ。これは花じゃなくてクサギの実だ。まわりのピンクと真ん中のなんとも言えない綺麗な青がいい。クサギのこの青は染め物にもするそうだ。なるほど綺麗そうだな、こんどやろうか。

クサギは葉っぱや枝を折ったり切ったりすると臭い。なんかの薬のような匂い。まぁヘクソカズラとかに比べたらぜんぜんマシだけどね。花はいい香り。
まだ花も残ってた。

次は秋の七草のフジバカマか!と思ったらその仲間のヒヨドリバナとのこと。フジバカマは自然の中ではかなり数が少なくなってなかなか見られないそうだ。今度こそフジバカマかと思ったのだけどな。たしかにこの花は白いけどフジバカマはやや藤色(白もあるらしい)

ヤマノイモのムカゴをとった。食べれそうなのが7個しか取れなかったので、なんの足しにもならない・・

これはうす紫がかった野菊のシオン。思いのほかでかくってびっくらした。

これはヤマホトトギス。はじめて実物を認識した。図鑑ではみてたけどね。
たぶん今までも足元にあったのだが見過ごしてきたのだろう。

道はどうやら間違ってたようで、大楠山へは行けそうもない。集落のほうへ来てしまった。そもそも間違ってたというか方向違うな、と思っても同じ道を戻りたくなかった。
降りてきた山際をずうっと時計回りで右手に見ながら住宅地を歩いてきたので、このへんで山へ入って車の停めてある公園入口へもどろうかと。

しかし登れそうなとこがない。しかたなく庭の除草をしてた老夫婦にどっか登り口ないか聞いてみる。すると「昔はあちこち山道があってねぇ、爺さんたちが自然薯掘りにいったりしてたけど、ほらみんな年寄りになっちゃって誰も入らなくなったから道はなくなった」と。。
結局ぐるーっと衣笠病院のほうまで住宅地を歩いて、ようやっと入り口をみつけた。ほぼ街歩きだったな。

カマキリにするどく睨まれた。なにさ。

やっとハイキングコースに復帰だ。
おなかがへった。コンビニでおにぎりやら買っていったのだが、なんせ町中へ出てしまったので食べてない。さすがに人様の玄関先じゃぁねぇ。
で、コースに入ったらまずベンチをみつけ腹ごしらえをした。
そして出発。あとは大した距離もなく駐車場だろう。

木の股にヤブランが生えていて実をつけていた。こ、こんなところに。

たくましい。


うへぇ見て見て、気持ちわりいよ

あーこっちもこっちも気持ちわりぃw

行ってしまわれたようだ・・・

お、またキノコ。
オニシロタケだろうか。
どのみち食えまい。

けっこうな重量感だった。


やがて衣笠公園を突っ切るようにして駐車場へ到着。
あいかわらず行き当たりばったり、大楠山にはたどり着かんかった。まぁいい。今度の楽しみに。

思いのほかはやく上がってしまったので、スーパーのエイビイでも寄って晩飯を物色するか。

ぶらぶら一周、4.8km





おまけ

花穂が伸びなかったらしいヤマハッカ

アメリカセンダングサ
野菊の白い花びらんところが緑になったような花。黄色のところが頭花で緑のはご想像の通り総苞片。

ツリガネニンジンの中

秋はいいね。
冬がこなきゃいいのに。寒いのも暑いのもニガテ・・

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