今年はコロナ禍で遠出をしてなかった。遠出といっても日帰りハイキングなんだけど、なんか気がひける感じでね。
しかしハイキングだったら密とは程遠いし、ソーシャルディスタンスも取りやすいんだ。秋にもなったし(暑いハイキングはニガテ無理)
行きましょう。
で、せっかくのGOTOなので箱根に1泊することにして去年ぶりの金時山だ。金時娘ちゃん元気かな。
日帰りじゃないとなると、なんか家を出るのもゆっくりになりそうなのでいかんいかん。
今日は車で御殿場の方面から向かう。一度、目的の金時神社登山口を通り越してコンビニへ。近くにセブンがある。飲み物などを。
来るとき海老名SAでうまそうなエビ一本入りカレーパンとか混ぜご飯のおにぎりとか買ってるので頂上で食うのも楽しみ。
金時神社の駐車場に到着。ん?なんか雰囲気違ってる。。
トイレが綺麗に建て替えられてまして、駐車スペースも再整備。
しかもエヴァ。なぜエヴァ?
どうもここはネルフの本部なのかもしれない。
いやトイレだ。
ここは無料の駐車スペースだ。しかし台数に限りがあるのでいっぱいだったら隣接するゴルフ練習場の駐車場が1日500円だ。
身支度をしたら登山開始だ。いつもまずは金時神社(公時神社)へお参りしてく。安全祈願。
神社の入り口付近には変わった鶏が。きっと烏骨鶏。
やっぱりこのくらいの季節がいいね。暑くなく、歩いてれば寒くもなく。
しかも今日がいい天気。去年はモヤっちゃって金時山頂上から富士山も見れなかった。すぐ目の前にあるはずなのに。
今日はばっちり拝めるだろう。
何回も来ている山だけど、今年はこのブログでもよく言ってるtwitterの「#オラ草が知りてぇ」でいろいろ教わってるおかげ様でどうにもこうにもやたら足元や見上げた木々が気になる。
この赤い実はツルシキミ。毒有り。食えない。あぶないあびない。
他の赤い実いくつか齧ってみたけど、これはやらんかった。
とてもオサレな感じのキノコ。
なんちゅう素敵なとこに生えてるんだ。
下の花はホトトギス。こないだ覚えた。しかしこないだ衣笠でみたのとはだいぶ趣がちがう。
ホトトギスは奥が深そうだ・・
ちなみにこっちは横須賀市衣笠で撮ったやつ。
だいぶ違うね。上の箱根のはホトトギス、衣笠のはヤマホトトギスと違うのではないかと思うが自信はない。どちらも野生種だと思うが、なんでも園芸種もいっぱいあっていろんなやつがいるようだ。
この赤い実はツルリンドウとのこと。食べれないこともない。つか齧った。
味のぼけたリンゴのような感じだった。うまくはない。真似しないように良い子は。
なんていちいち立ち止まって写真を撮ったり齧ったりしてたら・・
ま、待ってくださいよぉ。
この時期、リンドウもあちこちで見ごろでした。リンドウの色と造形好きだなぁ
秋は春とちがって紫の花が多い気がしますね。和な感じがイイネ。
紫と言えば同じくあちこちで咲いてたのがこれ。
変わった形の花。
そう有名なトリカブト。
実物を初めて見た(いや見てても今まで気にしてなかったか)
でも見た瞬間、あ、これ、あれじゃね?って思ったね。写真では見てた。
日本三大毒草(あとはドクゼリとドクウツギ)くわばらくわばら。
でもね花はとてもきれい。奇妙で綺麗。好きになるね。
こちらは下山途中に見たトリカブトの群れ。
いろいろ目を奪われながら高度は上がっていく。たまに木々の切れ間に覗く見晴らしはすばらしい。
しかし今年はさぼったのでな、じつはひーひーだ。歳かも知れぬ。
そうこうしてるうちに分かれ道。
ここまでくればあと一息だ。
そのあと一息がなかなかなんだけれども・・
奥に見えるは芦ノ湖。右に連なる山々はあとで下山の時に通る外輪山。。
そしてざわめきが聞こえてきた、いよいよ金時山頂上へ。
頂上へ踊り出す前にいったん息を整え汗を拭おう。
頂上広場には登山客がいっぱいいる。涼しい顔で登り切ったように見せたいじゃん。
誰も見やしないけどね。
んで、どーーーーーん
とってもとっても残念無念なことに金時娘茶屋は閉まっており、金時娘ちゃんには会えなかった。
このコロナ時代、とても心配だ。娘ちゃんといっても平成天皇と同じお歳だかんなぁ。
キノコ汁はおあずけだ。まじ残念だ。ぜひ今度こそ。
頂上の茶店は二つあり、金太郎茶屋は営業してました。
さて腹がへった。
海老名サービスエリアで買った右からエビカレーパン、でっかいコロッケ、おこわおにぎりだ。
ほかにもいろいろ。
雄大な景色を眺めながらの飯は最高だぜ!
さて飯も食ったし眺めも堪能した。下りは同じ道じゃなくて長尾山・乙女峠経由で乙女口バス停の方へ降りてく。
こちらは溶岩礫や石ころが多くて少し歩きづらい。途中段差の大きいとこも少しある。
山頂から降りだしたところにいきなり目をひく奇妙な花(?)が。
アザミっぽい風貌の花だけど葉っぱがとげとげしてなくてアザミっぽくない。ちょい不気味。案外大きいので。
オヤマボクチ(雄山火口)というらしい。やっぱりアザミの仲間。別名ヤマゴボウといって山菜らしいで。食えるんやで。その気は起きんかった。
こちらの斜面は苔むしたものも多かった。
これなんか良くない?
キノコ類もちらほらと。
このへんを調べるのもとってもとってもそそられるが、キノコも奥深すぎそうなので老後の楽しみにとっておく(やらんだろうか)
これは知ってるホコリタケ。もう穴が開いてホコリ(胞子)が噴出した後だな。
ちょい押したらモクモクと煙がでた。
金時山からだいぶ下りてきたと思ったらまた上り、長尾山の山頂だ。ぜんぜん下りてない。
ここはさして眺めもよくない。次へ行こう次へ。
こんなん拾う。なにこれかわいい。
見上げれば。
マユミとかそっち系だろう。そっち系って言っておけばだいたいオッケーだ。
いや、あとで悟空さ達に教えを請おう。
また下ったあと上り始めたりして、見えてくる休憩スポット。そのまま進めばすぐに乙女峠だ。
下りだと休憩するほどこの辺じゃ疲れてないので見晴らしを撮ったら先へ進む。
向こうに少し煙がでてるのが大涌谷だ。明日行く。7年また長生きする。
その上が神山。手前が台ヶ岳。その下の枝に隠れてるところが仙石原のススキ草原。
そして乙女峠。すこしうす暗く寂しい場所。
ここは悲しい乙女の伝説があるらしい。
峠にははかない乙女のような花が。
サラシナショウマとかきっとそっち系だろう。決してコップを洗うやつじゃない。
この乙女峠はいくつかの道に分岐しているので、一番左へ。乙女口の方へ下る。
ここからはけっこう単調だ。そしてあんがいこっから長い。
もう温泉につかって「くっふーっ」と言うためにひたすら下るのだ。
下りにはやっぱり登山用のポールがいい。膝悪くしそうだものね。降りるときの衝撃がだんぜん分散される。
やがて車の行き交う音が聞こえてくる。しかしなかなか杉林を抜けない。
それでも到着するもんです。登山道入り口の乙女口へ到着。
だいたい頂上で食事したりのんびりしてもここまで4時間ちょいですかね。
ま、こっから車停めてるとこまで、一般道を歩かなあかんのですがね。それでもこっから10分ちょいか。
ちょっと買い出しして宿へ。部屋付き露天風呂だった。
金時山ハイキングはこれまでー。
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