荒崎海岸は三浦半島の逗子側の入り口、相模湾に面する。神奈川には海のお散歩コースは多々ありますが、荒崎海岸はなかなか穴場でおすすめなスポット。まぁ夏場はさすがに混みますが。
今回は10月に散歩。歩き方は京浜急行「三崎口駅」より荒崎行きのバスで終点「荒崎」まで約30分。
僕は車で。海を右に見ながらどんつきに荒崎公園の駐車場、けっこう台数停められます。
土、日曜、祝祭日および夏シーズンでない平日は駐車料は無料。
お子さん連れなら近くの「ソレイユの丘」もいいと思う。
まぁ詳しい案内はこちらを見よ。
荒崎公園|観光スポット|横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」 (cocoyoko.net)
ではスタート。
まず駐車場に植えてある木にちょうど変わった赤い実が。
トベラという木で海岸にはえる。潮風や乾燥に強いとのこと。
そしてこの木を切ったりすると臭いらしい。それで昔は門戸につけて魔除けとしたらしい。どんな臭いなんだろうね(←臭いフェチ)
荒崎海岸といえば海岸だろうけど、まず丘に登ろうか。
夕日にはまだまだ早いけど、その時間までいられないんでね先に。
夕日が落ちる予定。
眺めよし。
海からの風でみんな同じほうに傾いて生えていて面白い。
これはラセイタソウかな。海岸に生えるヤブマオの仲間。
ハナヅルソウ。野生化してる?
そして海岸の眺め。地質学的なことはとんと疎いけど、この風景がなかなかの観察ポイントなのだろうなという事は感じる。
なかなか荒々しい風景じゃないか。あ、だから荒崎海岸か。
白と黒のコントラストが岩手は宮古市の浄土ヶ浜を思い出す。
イソギクの群生。なかなかの群生。
イソギクのまにまにシャリンバイの黒い実。
そして赤い実はテリハノイバラ。
岩場にはタイトプールが出来て逃げ遅れた魚なの海の生物が観察できる。
荒崎海岸には波に浸食されてできた洞窟がある。中で交差した穴となっていて十文字洞というらしい。
向こうに見えるのがソレイユの丘。海岸沿いに行く遊歩道(?というにはなかなか険しい)があるようだけど、潮が満ちていてそういう時は渡れないようだ。残念また今度。
また、駐車場のほうに戻ってその先に岩場ばかりでなく砂浜もある。すこしこじんまりしているが夏場に子供連れの海水浴には波も少なくよさそう。
今日は少しビーチコーミング。桜貝を探す。
そのほか
この季節にひとつだけまだ咲いてたハマユウ。ヒガンバナ科。そんな感じ。
ノブドウ?ヤマブドウ?かと思ったけど、なんか違うなと「#オラ草が知りてぇ」
正解はアオツヅラフジ。有毒。え、ヤヴァイ、ヤヴァイすぐ吐き出してよかった甘くなかった(良い子はまねしちゃいかん)
これはツルナ。海岸に自生する。ハマ菜ともいい、海のホウレンソウとしておいしくいただける。
少し摘んでいっておひたしにしました。クセなくおいしい。
ええで、荒崎海岸。
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