高取山・仏果山

hiking
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ひさびさの低山ハイキング。といっても先月3月23日の三ノ塔以来、そんなひさびさじゃないか。

ということで、本日は神奈川100名山にもある宮ケ瀬の高取山仏果山二つ登る。近くに経ヶ岳というやはり神奈川100名山があるのですが、そこまでは出発も遅いので無理かな(いや体力的にも)
で、結果こんなコースとなった。

まずは宮ケ瀬湖に向かって車を走らせる。大棚沢広場駐車場に車を停める。トイレはないのでここまでの道の駅などですませてくるのが吉。まぁまぁ台数は停められる。湖を眺めてさぁ出発。

すぐの所にバス停があってそこのすぐ横に登山口。さあ登れ。

ここから登って行くと宮ヶ瀬越のT字路分岐点につくはず。

標識も新しく整備された模様。山ビル注意の警告とヒル除けスプレーが設置されている。

コースも整備され道を迷うところはなかった。

春は美しいね。秋は秋で美しいのだけれど。

あちこちでいろいろな草木が芽吹いている。ほとんどはなんだかわからないけど。

これはジュウニヒトエだ。”#オラ草が知りてぇ”でおしえてもらった。

いつものごとく植林された杉林をえっさほっさとつづれ折で登る。

つづれ折の途中になにやら祠。

こやつはマムシグサなどのテンナンショウ属だってことはマスターした。

こやつもマムシグサだ。

こやつは素敵な斑入りのアザミじゃなぁ。

あ、置いてかないでぇ~

しかし暑くもなく、風は絶えずここちよく、緑もやわらかでいいねぇ。

これはサンショウ(山椒)だ。つまんでみればツンとあの匂いがする。好きな匂い。

カラスサンショウの匂いも僕は好きなのだけどうちの奥さん隊員と娘は好かんらしい。
ちょいシナモンぽいようなココナッツぽいような、だめかね。アルカロイドを含む。

ツルキンバイ。ところどころに黄色いかわいい花を咲かせている。スミレと咲いていることが多かった。

スミレタチツボスミレだろうかな。
スミレはなぜか登山道の思わず踏んでしまいそうなところにポツンと咲いていることが多い。もちっとはじっこにいないと危ないよと言いたい。

そうこうしているとようやく宮ヶ瀬越のT字路。いちいち花に足をとめて写真撮ってるんで歩みがおそい。すぐバテるし。
ここを左に行けば高取山、右ならば仏果山だ。どちらもすぐだね。
まずは左、高取山へ行く。

こっちや。

それこそ宮ヶ瀬越から10分くらいで高取山到着。

奥に鉄骨の展望台がある。

うぇーい、高取山705.7m到着ー。

展望台にも上ったが実はこれから行く仏果山にもある。

腹もそこそこ減っているんだが、そのまま仏果山へ向かう。近いからね。

下の方に見えてる橋をのちのち歩いて渡ることになる。

あまりこちら側の山に登ってないので連なる山々の同定ができない。大山っぽいのはわかる。その左は丹沢山か?

展望台のしたにこんな看板を見つけたが、どれがどれだか。
いずれ全部登らねばなるまい・・・

さて仏果山だ。飯だ。

これはアセビだろう。こんな極端な芽の伸び方するのね。

これもアセビだろうか。自信はない。

そうこうしてるうちあっという間に先ほどの宮ヶ瀬越に戻る。

右へ降りてく道が最初登ってきた仏果山登山口からの道。
今度は仏果山の方へ階段を行く。といっても見ての通り残り700m。

イヌシデらしい。

階段もある。

え?そっち向き?

到着~。腹が減りすぎて腕を噛むの絵。

うぇーい、仏果山747.4m
飯だめしー。
本日おにぎり二個づつ。物足りないです。

展望台にも登るもちろん。

控えめに言って最高じゃないか。

これはコナラだろうか。

これはヒトリシズカ。山頂のベンチ付近にいくつか咲いてた。

静御前の美しい歌舞になぞらえた名前らしい。フタリシズカというこのブラシのような花穂が二つのもあるようだが見たことはない。

さて帰りは当初の予定ではまた宮ヶ瀬越まで戻ってそのまま下りちゃうつもりだったけど、3回も宮ヶ瀬越拝んでもなぁと、違うルートの革籠石山経由で土山峠に下ることにする。上の説明板でも土山峠のバス停に仏果禅師が座禅した石が転がり落ちてあるってことだし。

しかしここからが恐怖のはじまりなのであった(オオゲサ)

仏果山から進むとすぐに長い鎖場を降りることとなる。

まぁなに、これしき。まだ野草を愛でる余裕もある。

これはヒメハギ。かわいい。

むこうにはビールの泡のように(ゴクッ)

アオダモの仲間らしい。

さらに落差のある岩場の鎖場に。ほほう。

岩場を降りながらこんなふうな岩場の草を愛でる。

リュウノウギクというらしい。どうやら樟脳の香りがして湿布のように使えたり、入浴剤になるそうだが、愛でてもそこまでの余裕はないのであった。実際一回すべったし。

降りてきたなか。ふぅ。

ミツバツツジがあちこちで見ごろである。余裕である。

白がまじったヤマブキ。こんなの初めてみた。余裕である。

両側落っこった瘠せ尾根。むむむ。

これはミツバツツジの新芽だろうか。かわいい。余裕である。

また両側ずどんの瘠せ尾根だぁ。平均台かよ。

そうこうしていると革籠石山に到着。なんだそのポーズは。
余裕かましてないで慎重にいけば、なんとかなるコースだが小さいお子様連れはおすすめしない。

革籠石山は眺めはよくない。さっさと先へ進む。
ここから下ったところの分岐を左に行けば経ヶ岳に行けるが本日はやめておく。神奈川百名山に入ってるからいずれ登る。待ってろよ。
今日はそのまま土山峠へ。

下る。

下る。

いつも登りはバテるし、写真撮りまくってスローすぎるので下りは急ぎ足になる。こうやって書いてるのも飽きるしね。

やがて車の走る音が聞こえてきて階段が増える。

下りきれば土山峠の登山口だ。

はい下山、と終わりたいがここから車を停めた大棚沢広場駐車場へもどらねば。。

バスもあるが、どうやら20分後のようだ。歩こう。

クマさんも出てるらしいわよ、去年の八月。

アスファルトの道を2キロばかし。湖沿いで景色はよい。
あ、土山峠で座禅の石見るのわすれた。

どうも山の中を歩かないとトボトボ感がぱない。

もう一度いうが、駐車場にはトイレがないのでおもらし注意な。
しかしよい気候だった、さほど汗もなく寒くもない。すばらしい。4月最高。

おまけ

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