本日はちょっとゆっくり家をでようかと近場へ。葉山は仙元山へ。
仙元山は神奈川県の東側では数少ない神奈川100名山のひとつ。神奈川100名山は選者によって諸説あり、仙元山が選ばれず近くの大峰山が選ばれているものもある。まぁ細かいことはいいんだ、今日は両方回るんだから。
こんな感じの道程。
まず県道207号線から葉山元町の信号をちょい木の下通りに曲がったところのパーキングに車を停めてスタート。
まずは大峰山へ。
森戸川を亀井戸橋にて渡り、右折。住宅地の中、坂をぐいぐい上っていくと登り口。
大峰山は一度登ったことがある。森戸神社のとこからあじさいコースを登って真名瀬コースから降りたんだった。
今回は同じあじさいコースからつつじコースへ抜ける。
大峰山は高さ148mの低山なれど、上の高低の図をみてもわかる通り登り口(最初の丸点のところ)から一挙に登る。まぁほぼ階段。
コース入り口には案内図と登山用の杖が貸し出されちょる。まぁなんて親切。
さあ登れ登れ。
この季節、コースのあちこちで咲いていたのはマルバウツギ。
あとテンナンショウ属特有の鳥足状の葉っぱが多かった。ウラシマソウか。
階段を上って上ってひぃひぃひぃ。つっても148m程度の低山。ほどなく大峰山山頂へ。ひぃひぃひぃ。
山頂からは湘南の海への眺望良好。浮かぶは江の島。もっとコンディションがよければ富士山もばっちりだろうけどこの季節は春霞でだめだった。
この葉っぱはタケニグサかな。どのへんが竹に似てるのかいつも謎だ。有毒。
テーブルベンチも幾つかあって絶好のお弁当プレイスだがまだハイキングは始まったばかりなので先へ急ぐ。
前述のとおりこないだは真名瀬コース(けっこう長い階段)で森戸の海へ出たが、本日は初めてのつつじコースへ。
あちこちにタツナミソウ(コバノタツナミソウ)。なかなか特徴的な花。
このタツナミソウの左の草はアカネだそうだ。なかなかこちらも特徴的な葉の付き方だ。
うひゃぁ、なんかキモイ。こいつの正体はシュロの花だった。きっと食べられないだろう。そうであってほしい。。
やがてつつじコースの出口(入り口)に。はて山頂以外にツツジを見ただろうか?
登り口で杖を借りた人はここで返そう。そう倍返しだ!(意味はない)
もう絶対タケノコご飯にならないだろうタケノコが。夫婦二人でもったいないもったいないを繰り返す。
まず一つ目の山クリア。
つつじコースの入り口に加地邸のプレート。なんやろとあとでググったら国指定登録有形文化財でもある宿泊施設らしい。
立ち寄ってはいない。組の事務所とかだとヤバいと思って。
このポール型の標識が国道134からの入り口。たいへん目立たない。ペットクリニックと寿司や吉兆の間。
ここからはしばし国道134号を北に向かう。
イヌホオズキとかアメリカイヌホオズキとかそういう輩だろう。
気になるクッキー屋さん。気になるが立ち寄らず。
やがて葉山町役場入り口交差点を右に。葉山花の木公園がある。
公園の中には戦没者慰霊塔が。
公園南側手前の坂をずんずん上る。この公園からもハイキングコースへ直接いけるのかは不明。きっと行けないだろう。
見えてくるのは「こしかけ山実教寺」
こしかけだってよ、と口にしたらすぐ道端に住民二人が腰かけてたでござる。
なにかいい香りがすると思ったら寺に柑橘類の花が咲いていた。夏ミカンか。
さらに坂をのぼっていく。
これはあちこちで見かけるから珍しくもないがヒメツルソバ。
あらためて葉っぱをみたら、あ、タデの模様が。タデの仲間なのか。
いつでも咲いてて季節感ないよね。
こいつはなんじゃろねぇ。
やがて坂のどんつきに次のハイキングコースの入り口が。仙元山をめざす。
こちらも整備されてて道を迷うこともないが出だしは急坂で靴によっては滑るかも。
こらなんじゃろ。シダ?もしかして野球のグローブ?
コースの道のど真ん中から藤の木がこんなふうによじ登って他の木の上で花を咲かせていた。
思うんだけど、こんなぶっとく逞しい木ならば他の木につかまって登ったりしないで自力で立てよと思う。上にあがり方が強引すぎるだろ。
山の中になにかの建造物があり稼働し音を出してた。うちの奥さんの推理では悪の組織の秘密基地で人造人間などを作っているのだろうとのこと。違うだろう。
ごみ処理場の葉山クリーンセンターであった。
三浦アルプス、カンノン塚方面への分岐。そうここから乳頭山や田浦のほうへ行けるのだな。今度は行ってみたい。
低山ばかりながら三浦アルプスっていい名前よね。けっこう色々なバリエーションのコースがあって奥深い。
先ほどのクリーンセンターへ降りる道。
ヤバいよっ。やばくないし。
こないだ仏果山ではヒトリシズカを撮ったが、ここにはフタリシズカが群生する場所があった。
花穂が二本でるからフタリシズカ。
・・・どう見ても二人以上いらっしゃるが。
いくつかピークがあった。あとあと調べると仙元山はこのへんでもそんな高くなく(118mもはや山といっていいのやら)、途中のピークのほうが高かったようだ。どれだったのだろう。
ピークがいくつかあったということは下ったり上ったりがいくつかあったということだ。
かなぁり急な階段を下って。。。
下ったと思ったらすかさず登るで。
もうちょいだろか。
ここも一つのピーク。
根が歩きづらいとこあり。根が無かったら無かったで滑りそうではあるが。
なかなか仙元山につかないな。おなか減ったぞ。折れ木あり。
尾根道。
階段を上ると、おお開けたここだろな。
仙元山到着~
おにぎりだおにぎりだコンビニおにぎりだー
見晴らしはやはりよし。海を見る午後。さきほどより曇ってしまったか。
トンビもおにぎりを狙ってかピーヒョロロ。
この虫はなんじゃろ。同じ系統?
もはやおにぎり以外興味はないらしい。。
さあ食べたから帰ろう。帰りは海の方向へ下る。
こちらは大した下りじゃないし、距離も短い。
シダシダしい道。
やがて建築物に。
葉山教会だった。
教会ネコか。とにかく眠そう。
教会の前の坂はなかなか急。
走り出したら止まらないだろう、海まで。だから走らない。
また木の下通りに合流。ここで今回のハイキングはおしまい。
途中で葉山新茶ミックスソフトクリームをいただく。うまかった。
おまけ
謎のコルベット
仙元山を降りてきたところにあったお寿司屋さん福ふく。気になる。こんど寄ろう。
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