金時山 2019年6月

hiking
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2017年1月4日に行った時の

ひさびさに金時娘に会いに行った。二年前の正月以来だ。
金時娘ちゃん知ってる?

今回も金時神社口から登る。ここには無料でとめられる駐車場があるんだが、台数が少ないのですぐに満杯。いつも到着が10時過ぎになってしまう僕に止める余地はない。
でもだいじょうぶ、すぐ横にゴルフ練習場があるのだがここの駐車場は500円でとめられる。どうしても金払いたくなければ、もっと早く起きるべし。

駐車場のとこのトイレをすませたらさあ行こうかラスカル(かなり汚いので最寄りのコンビニですませたほうがいいか。飲み物も買い込んで、おにぎりも買い込んで)


まずはいつものごとく金時神社にお参り。無事またここへもどってこれますように。
あとはひたすら登るだけ。今日は晴れているが、昨日までの雨ですこし足元が悪い。でもぐちゃぐちゃまでではない。

登っているうちに、すこし嫌な予感。なんかモヤってきたか。ふわっふわっと白い蒸気が横切る感じ。。
そのうち完全に雲の中ってな感じになっていく。まさか富士山見れないのか。。
そうだよな、昨日まで雨が降ってて今日はこう晴れれば水蒸気になるわな。
でも一縷の望みをかけて登るぜ。

すると下ってきた単独の年配の紳士が「いやぁ今日は残念な日ですね。なんにも見えませんでしたよ」。。やっぱし?

それでももう登るしかあるまい。奇跡がおこって雲が吹き飛ばされるかもしれないし。金時娘も待ってるし(べつに僕を待つわけはない)

6月も後半だから暑くてえらいことになるかなと思っていたけど、ずっと木陰の道だからかあんがい平気。逆にすこしひんやりするくらい。たまに吹く風も気持ちいい。
まぁキツい上りのところではそんな余裕もなく、もちろん汗だくなのだけども。

後ろから同行者を待つふりをして立ち止まって休む。あんま頻繁に立ち止まるのでストックでつつかれる。高さの少しある段はよっこらしょと上がるその一歩が泣けるのよ。行くの躊躇するのよ。ウェイト落とさんとあかんか(その気なし)


ううむ、モヤる。。

そうこうしているうちに頂上の気配。嬉しいもんです。嬉しいもんですけどね。。
富士山は。。。まったく見えず。。。わかってたけどね、途中もほとんど見晴らしなかったし。。

月初に登った大野山でもほとんど富士山見えなかった。日ごろの行いが悪い輩がいると同行者と指をさしあいお互いのせいにする。うむ、みにくい。

さて金時娘とは。
金時山の頂上にある茶屋の看板娘。小見山妙子さん。
聞けば平成天皇と同い年とのこと。おぉぉ。

この娘ちゃんに会いたくてなんどもこの山にのぼる人がいっぱいいる。
じつはおばぁちゃん、いや娘ちゃん、僕らがこないだ登った年、二年前に大腿骨を折ってしまったそうだ。お歳もお歳なので入院は長引き、もう歩けなくなるだろう、つまり山には来れなくなるだろうと言われたらしい。

金時娘は不死身だ。富士見の金時山ゆえに。わたしが行かなきゃ山頂の茶屋はどうなる!と。
今も毎日とはいかないが茶屋でお客さんを相手する。店には登った回数と名前をかいた札がかかってる。5000回!を超えた札もある。おばぁちゃんと写る有名人もいっぱいだ。
なんせ平成天皇が皇太子のころ金時娘と名付けたそうだからな。
まちがいなくモーニング娘。より由緒正しいね。


またえっちらおっちら登って会いに来るからさ、これからも元気でいてくださいよー。
ド迫力の富士山は見えんかったけど、娘ちゃんに会えたからよし!

同行者は頂上にいた二匹の猫にテンションあがる。こいつら自分たちがかわいいってわかってるな!

金時娘の茶屋でおいしいキノコ汁をいただき(汗をかきまくるせいか、ほんとに沁みるようにおいしい)、汗がひいて寒くなるまえに下山。乙女峠のほうへ下りていく。ここもいつか来た道。

帰りにどどーんと富士山を眺めながら温泉につかれる「富士八景の湯」に。
すぐそばに富士山があるはずなのに、ここでもまったく嘘のように見えず。まぁ汗は流せたからよし!

なんでもポジティブシンキングじゃなきゃハイキングはあきまへんよ。

コメント

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