大野山 2019年6月

hiking
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富士山ビューが激すばらしいとか360度のパノラマビューがすばらしいとかいう山北の大野山へ向かった。初大野山。

大野山は標高723m、スタートは山北駅のそばの役場の駐車場から(無料)
スタート地点がだいたい標高120mなので600m上る計算。

どうもハイキングの本や他人様のブログなどを参考にさせていただくと、山北駅の隣の谷峨駅から登り始めて地蔵ルートを通りこちら山北に降りていくのがメジャーなルートのようだ。
しかし今回は車のとめるとこの関係で逆ルート。山北駅から登り谷峨駅に降りて一駅戻ってくる予定。
ちなみに山北駅の裏にはのちほど来るが「さくらの湯」という町営のお風呂があってそれも楽しみにしている。
あと鉄道公園があって機関車トーマスもといD52(デゴニ?)が鎮座している。

どーん


スタート地点の山北駅前はなんとも映画のセットのようなレトロな佇まいでした。

今日は蒸し暑かった。そんでしばらくアスファルトが続くので照り返しが辛いし日差しも辛い。

近くには酒水の滝という日本滝100選にもえらばれているらしい滝があるのだけども、今度にする。今日はくるとき東名でトラックの横転事故があって到着がおくれスタートがとても遅かったのだ。

レトロを通り越して恐ろし気な公衆電話発見。


道端のあちこちに少し荒々しいけどかわいい木彫りの動物たちが。

あちこちにあったのだが、後で知ったところチェーンソー・アートのようだ。あ、なんか聞いたことある。

大野山には何通りか行く道があるようだけど、アスファルトばかりだとつらいので集落をぬけ木陰がうれしい林の道のほうへ。
しばらくするといったん舗装された道路に抜ける。
そこには共和小学校があった。どうやら旧とあるので廃校らしい。

平成22年に3人の6年生が卒業すると、生徒はいなくなりそのまま廃校になったようだ。
こんな東京から近い場所でも過疎は進んでいて集落の人口は200人たらずとのこと。小学校は今は「NPO共和のもり」の施設となって森林保護や地域再生の拠点となっているようだ。炭焼き体験などができるらしい。

炭焼きといえば炭焼きの窯があってどうやら今度の土曜に窯開けのイベントがあるようだ。見てみたいね。

炭のにおいがいい。僕は好きだな。

旧小学校のところにトイレと水場があるので一服するといい。

で、ようやくこっから登山道らしい登山道になる。地蔵岩ルートの始まりだ。
長かったなおい。大体ここまで1時間ちょいだ。

忘れないよう地蔵様にもお参りしておこう。入って左のわき道にある。かわいい標識あり。

そこからは森林地帯をえっちらおっちら登っていく。
左右が落ちている馬の背などあるが、基本のんびり歩けるハイキングコースだ。

こんな橋もあるが。。(同行者に同時に渡るな!と言われる。大げさな!)

のんびり歩けると言うてますが、そうはいってもあんさん大野山とて700mは超えた山。
まぁ低山ではあるのですが、最後開けてきてゴールかなと思わせたあたりでとどめとばかりドドーンと果てしない階段が。長くて死ぬかと思った。

しかし登り切って(実は階段を登り切ったあと、さらに15分坂を上る)頂上にたてば、おーーっすばらしい眺め。
風も抜けて達成感がありますぜ。

そして頂上ちょっと手前にはここまでもあちこちで見かけたチェーンソー・アートがお出迎え。

ちょっとなんとなく怖くもあった。。


頂上!

とても広々としてるし、なんせぐるーーっとパノラマな見晴らしが最高すぎる。

もともとこの大野山の山頂は県営の牧場地だった。だからひろびろ遮るものなく東は相模原、北には丹沢湖、箱根の山々が一望。すばらしい。
町営の牧場はなくなったけれども民間で薫る野牧場というのを運営しはじめたらしい。中には入れなかったけど、この地区の町おこしに頑張ってほしいと思った。山北駅のそばでカフェがあってそこで乳製品がたべられるようだ(この日は閉店時間に間に合わなかったので次回絶対)

そしてここは「関東の富士見100景」の富士山ビューの名所。富士山!
・・見えない・・そちらはモヤってる・・お、あれは富士山の頭の部分!ほとんど雲、写真に写るかどうか。

シクシクシク。。

残念ながら富士山はあれだったが、気を取り直して弁当を食べる。
海老名SAで仕込んだ金目・うなぎ弁当。
頂上は風が抜けほんと気持ちがいい。

そして燻製卵。略してくんたま。

帰りは違うルートで下山。

こちらのコースはずうっと見晴らしよく、きっと富士山をどーんと眺めながら歩けるんだろうなぁ。。。シクシクシク。
でも見晴らしはよく、はるか下に見える水田などいい景色だった。
途中、キジの親子がいたのだがカメラを用意している間にそそくさと行ってしまわれた。。シクシクシク。


ところでこの季節、道端にはかわいらしい赤い実が。

野イチゴだ。
もちろん食う。どうも2種類あって上の写真の手の平にあるのはヘビイチゴだと思う。食えるけどまずい。ぶつぶつが口に残って食えたもんではない。見た目から粒粒があんま美しくない。
しかしぷちぷちがもっとみずみずしく膨らむキイチゴのほうはまずまず甘酸っぱくおいしい。食べてるうちにだんだん見極めてきたが同行者には教えない。山のおきてだ。

谷峨駅からのコースにはこれでもかというくらい道しるべがある。これなら迷うことはあるまい。

くだってくだってようやっと人里に。


すると大野山と大野くんつながりなのか、嵐橋という橋が。もちろん関係ないだろう。
橋の定員は10名らしい。
「渡り終わるまでこないでよ!」
ふざけるな。

眺めはいい。スリリングだし。ジャニオタにもおすすめ。

谷峨駅へ降りてそこから電車で一駅戻り山北駅へ。
の予定だったが、バスがきたのでバスで戻った。臨機応変。

冒頭でも書いたが山北駅の反対側には町営の温泉(人工)「さくらの湯」がある。入浴400円。もち入る。
露天風呂、サウナまである。さらにプールやジャグジーもあった。400円で!すばらしい。

以下、山北町のホームページからの写真

大野山はメジャーじゃないけどなかなかいいですぜ。
実は頂上のすぐそばまで車でこれてパーキングも無料。お手軽なコースもある。

本日は山北町の宣伝でした。

コメント

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