8月に知った草花

草花の名は
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vegetation of Japan   August

相変わらずTwitterの「#オラ草が知りてぇ」にお世話になりっぱなしです。
おかげでこまめに写真をとるようになったし、図鑑やハンドブックを見るようになったね。
世界は広がるね。収拾付かなくなる気もするね。

でも楽しいのが正義だ。

ハナトラノオPhysostegia virginiana
別名カクトラノオ。シソ科の植物。小さな花が四方にいっぱい並んで付き、言われればシソっぽい雰囲気もある。園芸植物だね。葉は披針形(平たくて細長く、先のほうがとがり、基部のほうがやや広い形)、葉の縁には鋸歯(ギザギザ)。結構強い品種らしく、ほっといても育ち、野生化も多いとの事。

花が咲く前
花の出始め
ふっさふさ

イヌタデPersicaria longiseta
なるほど気にしてみればあちこちに見かける。葉に黒い班がでるのもある。そういや赤い花を見てないな。なぜだろう。写真に撮れてない。別名アカマンマ

おなじイヌタデ属のミズヒキPersicaria filiformis)にも黒い班が出る。こちらはくっきり、鼻緒のよう。

タカトウダイEuphorbia lasiocaula
背の高いトウダイグサ。なかなかユニークなデザインをしている。僕のお気に入りの野草だ。
全体のフォルムもいいが、特に葉の付き方と真ん中の葉脈と葉の輪郭がはっきりして目立つのがいい。
6月から8月に黄色い花を頭頂部に咲かす夏の草花。秋には紅葉するらしい(草紅葉)
残念ながら毒があるという。まぁ食わないからいいけど。
デザイン的にはこの夏ナンバーワン(個人的)

衣笠公園にて
衣笠公園
舞岡公園
舞岡公園

カクレミノDendropanax trifidus
これはちょっと異形でぎょっとするような実。ちょっとヤツデっぽいかな。葉はつやのある卵型の葉。葉は三裂に切れ込んだりするらしいけど、実に気を取られて気づかなかったな。写真にもそれらしいのは写ってなかった。
なんにしろこのサイズじゃ隠れ蓑にはきびしいだろう。秋になると実は紫黒色に熟すらしい。

ヤブランLiriope muscari
藪に生え葉がランに似ているからヤブラン。安易な名付けだがそういうの多いよね。開花は夏から秋。穂状花序。淡紫なきれいな花。ヤブランに似たのでノシランという花もあるが、白い。この写真のそばにはノシランも群生していて間違えた。

こっちはノシラン。白い。

ツリガネニンジン(Adenophora triphylla var. japonica)
え?ニンジン?といっても根が朝鮮人参に似てるからってだけで全然違うもの。まぁ朝鮮人参(ウコギ科)とニンジン(セリ科)も違うけどね。ツリガネニンジンはキキョウ科。
小型で可憐なホタルブクロみたいな花。
とてもかわいい。すばらしいデザイン。

ヤハズソウLespedeza striata )
マメ科の一年草。葉っぱが矢の後ろんとこ(矢筈)みたいに千切れるらしい。やってみよう今度。
花も今頃(夏)に咲くようだけど、まだ見てない。見たい。

草の名前を知って、そこから調べていくのは楽しい。あちこちきょろきょろしてしまう。

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