常磐道・三陸道紀行 その2

旅行記
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陸前高田松原の高田松原津波復興祈念公園をぐるっと散策したあと、さすがにもう行かなければいつまでたっても目的地につかなくてやばいので出発だ。

また45号線を北東にのぼり、通岡IC三陸道に入る。三陸道を途中から入るには宮古方面と仙台方面、インターチェンジごとどちらか片方行きの入り口しかないので注意が必要だ。インターがあったあったと確認せずに入ると逆方面で今来た道を戻ることになる。すごろくでいう、一つ戻るだ。疲れてきたあたりだと非常につらいミステイクだ。帰りの時、一回だけどっかでやった。

三陸道は基本片側1車線だ。たまに追い越しのため2車線になる場所もあるが、少なく短い。抜きどころがない高速というのはなかなか疲れる。遅い車がいても疲れるし、びったり後ろにつかれて行きたげにされても疲れる。
また三陸道は基本休憩場所がない。まれにPがあってもトイレがない。一度降りて最寄りの道の駅かどこかへよるシステムだ。現在三陸道は無料なので乗り降り自由だ。疲れたらさっさと降りよう。もう岩手だ。目的地まで目と鼻だ。いや目と鼻の先じゃねえけどな。
疲れたというか、もよおしたので山田南ICで降りる。道の駅やまだはすぐだ。

パンフレットを見ると岩手には道の駅34あるらしく、スタンプラリーもやっている。おばちゃんおじちゃんがスタンプを押しに並んでいた(二人くらい)。岩手はとんでもなく広いからスタンプラリーはぞっとする位やりがいありそうだな。でも面白そうでもある。時間が死ぬほどあれば。

とはいえ、奇跡の1本松の道の駅高田松原も岩手で先ほど行ったのでこの山田で2つ目クリアじゃん。あと32
今年じゃないけど以前、道の駅のみやこ田老区界三陸東和は行っているのでなんだあと27じゃん!でもこっからが内陸もあって遠いのよね。

そして山田にてずっとスヤスヤとお休みされていた奥様が目覚める。なんだもう私の庭じゃんと運転を代わる。最後をもっていく人っているよね。
ここから目的地まで40キロちょっと、三陸道は使わず下道で攻めるようです。庭なので。

そしてようやく宮古。その奥の田老方面まで行きます。田老も震災でほんとうにみんな流された。有名な万里の長城のような巨大な防潮堤もあの津波では簡単に乗り越えられてしまった。高さ10mもあったのにね。
今、田老の町並みがあったところは人を住ませず、道の駅田老や野球場となっている。

まだ時間があったので夕日でも見ようと三王岩へ。このあたりでは浄土ヶ浜と並んで奇観の名所です。

一番右が男岩。その左(真ん中)が女岩。左が太鼓岩かと思ったら太鼓岩は男岩の右にあるようで、ぎり頭が見える。その3つで三王岩。うーむしくじったな。じゃぁ左端のは何岩よ?

どうも夕日はこっちに落ちない(東向き)ようなので場所を変える。三王岩は朝日にはえる景勝なのだ。
なので山に沈む夕日を。

そしてかみさんの実家に立ち寄り、この時期なので実家には泊まらず今夜はグリーンピア三陸みやこへ。施設としては結構年季が入っている。でも朝日がすばらしい。かみさんも高校くらいのころバイトしたことがあるらしい。
ここの魅力は食事だ。とくに夕食。

火にかけてあるのはホタテと蓋のあるほうはアワビだ。
海鮮が三陸ならではのおいしさなのだが、とくにホヤの刺身がほんとうまかった。もともとホヤは好きなのだが、ここのホヤは鮮度が抜群なのだろう、食べたことのないホヤであった。くさみやニガみがまったくない。ほやほやだ。
そして久々の生ビール。今は外で飲む場所がないから生は飲んでなかったもんなぁ。しみた。

とどめは

瓶ドン。ビンドーーーーン。
最近の宮古の名物、海鮮を瓶につめてどーんと丼にのっけちゃおう的なたまらんやつ。いろいろな種類があるのだけど、ここはホタテとイクラ、イカにとろろが入っていた。
どーーーん。うまかった。

朝はバイキングだったが、そこではホヤとキムチを合わせたものがあってそれもうまかった。魚介はすべてここではうまい。

風呂とサウナに入って、超ロングドライブの疲れを流した。
天然温泉ではないけれど光明石という鉱石を使った人工温泉ということで入ったところ確かに天然温泉のような湯の肌触りだ。
朝も6時くらいに大浴場に行った。朝日が差し込んでもうまぶしいほどで、いやぁリフレッシュしたなぁ。ほとんど誰もいなくて気持ち良すぎた。

思いのほか長くなったので、帰路編はその3に続く(クリック)

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