あてなき栃木その1 渡良瀬橋

旅行記
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昨日から夏休み。この期に相談されていた領家の不動産を見に行き、そこからあてのない旅のはじめようか。つまりどこへ行くか考えてない。なんだプチ家出じゃないか。

つうか領家ってどこ?って埼玉県川口市。土地勘ねえ。
迷走していると、荒川区へ。なるほど荒川を越えるとみな埼玉県ってことだね。

さんざうろうろして物件にたどり着き写真をとる。相場観もない。
ちかくの同業者に聞いてみようと思ったけれど、休みだった。そう夏休み。
仕事やめ、やめっ。

ということでミッションを終え、ここからどこへ行こうか。どこへでも行けそう。ドライブの始まり。
西はどうも天気が悪いとのことなので、東もしくは北へ向かうか。近くの足立入谷のランプから入ればすぐに東北自動車道じゃないか。ほんとに何も考えていなかった。

東北自動車道にのってふと思いついたのは渡良瀬川だ。途中いつも横切る。
渡良瀬川の観光というと渡良瀬川遊水地が有名だろ。ハート形の巨大な人工湖で元々足尾銅山の鉱毒を沈殿させるために作られた。今は整備され自然が満喫できる場所だ。行ったことない。

しかし今回は家族なしの一人旅なんで遊水地には行かず、逆方向の渡良瀬橋に向かうことにした。

渡良瀬橋森高千里さんの曲として有名。だけどこの橋は観光的な特徴のある橋ではないと聞いている。特に僕も家族の誰も森高千里の特別大ファンというわけでもない。
けどこの歌「渡良瀬橋」はいい歌だよね。何気ない生活と別れの情景をたんたんとあの声で歌うのよかった。詞がいいよ。
なのであてのないドライブ、渡良瀬橋に向かうことにした。ほんとに思い付き、いきあたりばったりだなぁ。

まぁ思いついたのが東北道でもう渡良瀬川を渡ったところだったので、すぐさま次のIC佐野藤岡で下りてナビにセット。足柄市へ行くんだな。西だ。

足利についてまず目に入ったのは

織姫神社とはなかなかかわいい神社だ。たしか歌の「渡良瀬橋」にも神社でてきてたな。ここかな。(歌の神社はこの鳥居の向かいにある八雲神社でした)
まだ渡良瀬川の夕日にははやいので先にお参りする。

さあ登ろう。

社殿は新しめなようだ。

なかなか眺めがいい。

左の方に見えるのが渡良瀬橋。向こう側の山にも浅間神社があるらしく、神社探訪・足利歴史探訪もよさそうだ。

恋人の鐘

七色の鳥居、他に黄色や緑、紫の鳥居があった。
なかなか観光に力をいれているようだ。

そのまま真っすぐ南下して渡良瀬川に向かう。

観光に力をいれているようだその2。知らなかったけれど。

交番。

線路の上を渡る高架橋には国鉄両毛線と。

振り返って見る織姫山織姫神社

そしてこれが渡良瀬橋

なんてことはない鋼鉄のスルートラス橋。トラスというのは三角形を基本とした構造枠のこと。
なんてことはないけれど、あの歌を思いながら眺めると感慨深い。

橋からの眺め。

近くに歌碑もある。ボタンを押すと森高千里さんが歌ってくれる。

ボタン押して歌ってもらったけど、ちょっと恥ずかしくなって終わる前に立ち去ってしまった・・

あいにく薄曇りで夕日の渡良瀬橋とはならなかった。

森高さんはどこかの橋をモチーフにした歌を作ろうと思って、地図で「わたらせばし」の音の響きが気に入り訪れて書いた、とのこと。
僕も足利の町もあてなくうろついてみたけど、森高千里すごいね。この歌詞のすごさ。ひとつの切ない恋の終わりの話だけど、この足利の町のこともまさに歌っている。
足利の町はさみしい。だいぶさびれた感じだった。

誰のせいでもない あなたがここで暮らせないことわかってたの

あなたが好きだと言ったこの街並み
というのもわかる気がする。ほんの数時間しかいなかったけど。

空に天使の羽のような雲。

あなたが好きだと言ったこの街並みが
今日も暮れてゆきます
広い空と遠くの山々 二人で歩いた街
夕日がきれいな街

森高千里を堪能したあとは足利健康ランドのサウナ&露天風呂を堪能した。
露天風呂は最近できたらしい隣地のマンションからもろ見えちゃうだろって感じだったけど案外よかった。足利健康ランド、この時期だからか人も少なくえらいのんびりできた。

シアタールームではダイハード1だ。

そして明日はどこへいこう。

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