ユージュアル・サスペクツ

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クライム映画、そしてサスペンス映画として評価の高いこの映画。
僕も好きな映画10本の指にはいれます。
しかしこの映画はさすがに謎を知ってしまったら存分に楽しめない。やはり予備知識等なしで見てほしい一本だ。

なので詳しくは書かず概要だけ。

ユージュアル・サスペクツとは「容疑者としていつも名前の挙がる人物」イコール札付きのワルということ。
ある銃器強奪事件でとりあえずしょっ引かれたワルたち5人が留置所の中でその悪い手を組んで、警察に仕返しとばかりに汚職警官が絡んでた宝石を強奪してしまう。
そっからどんどん物語は転がって伝説の犯罪者カイザー・ソゼに絡めとられていくんだけど、なんせ脚本がいい。
回想シーンと取り調べされている現在とが交互に映し出されて観ているものは皆まんまとやられる。

おっとストーリーはここまでだ。

ちなみに「容疑者として」5人が集められた面通しの場面は出演者のアドリブだそうだ。
なかなかのいかれっぷりで手の付けられないワルっていう印象をつけている。
監督は激怒したという話もあるが、名シーンだ。

ギャングのリーダー格のキートンを演じるガブリエル・バーン、この映画でアカデミー助演男優賞をとるケビン・スペーシー、そして捜査官役のチャズ・パルミンテリとみなすばらしい配役だった。
とくに捜査官役のチャズは素晴らしい。

それと弁護士コバヤシ(なぜ小林?)役のピート・ポスルスウェイトの怪演も印象深い。

監督はいろいろと問題児ブライアン・シンガーで、彼の出世作。

この映画ののちにアガサ・クリスティー風の大どんでん返し映画が多発したと思ったな。

とりあえず観とけ。

マイ点数9/10点

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